筆記試験と一般常識ができる人のヒミツ

入社試験、就職試験、転職試験では一般常識が試験として要求されることがあります。練習サイトをすれば問題がたくさんできます。PDFのダウンロードも一部の問題集あり。

2011年就職戦線激化で適性試験・一般常識のハードルは上がる?

2011年は引き続き、日本国内に不況が漂っています。2010年秋の政府の発表によると、学校を卒業しても就職できない人が12万人も上り、若年失業者の実に4分の1近くも占めています。この失業している若者はモノを買いたくても、たとえば、車やバイク、家電製品、パソコン、スマートフォン、ゲームソフト、かっこいい服、彼女へのプレゼント、豪華なステーキ、スノボ などすることができません。ゆえにたとえば、自動車業界は車が売れずに不況です。『若者はなぜ車に乗らないのか』を大手自動車会社の経営陣は議論しているようです。ゆえに、車が売れる海外アジア市場に工場・営業拠点がどんどん進出し、ますます日本国内の産業の空洞化がおこるという悪循環におちいっています。正社員の就職口がだんだんと減っています。正社員は安定していますが、会社側からすると『解雇が難しく、経済の先行きが不透明なため受け入れは少人数にとどめたい』との思惑が働きます。筆記試験や一般常識の要求レベルは上がるまだ、内定が得られない学生が相当数いることから、2011年の入社試験は昨年の留年組・既卒組と新卒組が同じ就職試験に臨むことで採用試験のハードル、たとえば、一般常識に求められるレベルが上がる、あるいは、適性検査・テストセンター、web適性試験でも高得点を取らないと二次面接に進めない、面接でコミュニケーション能力が優れているだけでは採用されない、目がぎらぎらして貪欲でタフでガッツがある人間でないといけないといったことが要求される傾向が強くなります。このような状況でも、もし就職が決まらなければ、一生コンビにのアルバイトなどのフリータを強いられる悲惨な人生になりかねません。フリータだけでも09年は178万人もいるのです。

適正試験の対策は十分ですか。テクニックだけではなく実力をつける努力を。

適正試験はタイプがいろいろ、たとえば、SPI2、玉手箱、WEBテスティングサービス、TG-WEB、リクルーティングウィザード、WEB-IMR、ツベルクリンなどあります。すべてのタイプの対策を行うのはとてもたいへんです。その中で、一番良く使われているのがSPI 能力検査です。これは、内容はヒミツですが、言語問題と非言語問題があります。敬語や一般常識、助詞の使い方-語句の用法といわれるもの、熟語の成り立ち、熟語の意味、慣用句、故事成語、ことわざ、文章問題、文章並べ替え、空欄補充などさまざまなパターンの問題が出題されます。これを時間内に1問たりとも逃さず正解するのは模擬試験の練習が必要です。合格レベルへの模擬試験をすれば問題がたくさんできます。web筆記試験というのはこのSPIをパソコン画面で行うテスト形式を指す場合があります。適性試験の対策はライバルに差をつけるため、学習ポイントを絞り込むことなく、テクニックはもちろんのこと実力そのものを底上げすることを考えましょう。
また、一般常識でも、常識と呼ばれるのはどこからどこまでなのか、マスコミ業界では当然常識のレベルは高いですが、自動車業界などは、そのような知識よりも自動車についての見識、製薬業界なら、薬に対する知識のほうが興味を引かれる可能性はあります。

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